かなしい嘘。やさしい嘘。




自分を、
大切な人を、
守るために嘘をついた。
幸せになりたくて嘘をついた。


だけど、幸せになればなるほど、
その嘘は、心に突き刺さって離れない。



約束を破られたり、
内緒にされたり、
嘘をつかれたりするのは、
とても悲しいこと。

自分がされて嫌なことは
自分もしない方がいいと思う。


だけど、目の前にある幸せを守りたくて、
どうしても嘘をついてしまう時もたしかにあると思う。


もし、大切な人に嘘つかれていることがわかったとき、
感情的になって、すぐ結論を出すのではなく、
自分が嘘をついてしまった時の気持ちを思いだして欲しいの。

自分が嘘をついたとき、理由があるように、
相手にも理由があるかもしれないから。

どうして嘘をついたのか、
どんな幸せを守りたかったのか、

結論をだすのは、そのことを確かめてからにした方が、いいと思うよ。